将棋三十路倶楽部リーグ戦開催中である。　
とは言え、まだそんなに多くの対局が進んでいるでもなく、まだまだこれからといったとこではありますが……

と、さて。
現在（９月２５日）での、対戦の結果から思うところなんかを少し述べてみようとぞおぼゆ。

優勝争いの面では、やはり目を引くのは無傷の４勝を挙げている銀さんこと『るろうに銀時』さんの成績。その勝ち星も魏論、コグさん、ゼクさんと上位陣から挙げたもの。現時点では、優勝に一番近い位置にいると言えよう。

しかしながら、ぱそさん、姫さんも未だ２戦ながら無敗であり、時君、コグさんも１敗でこれを追う展開。また、ゼクさん、みよしさんの存在も忘れてはならず、上位陣は実に混沌とした様相を呈しつつあり、そこに魏論なんぞも、お茶を濁しに現れるのであるから、この中で勝ち残っていくのは誰であれ、なかなかに大変だと思いますな。

ちなみにワタクシ、優勝争いのボーダーラインは２敗までと見ています。

銀さん、ぱそさんは確かにお強いです。が、しかし！このまま無敗で勝ち進めるとは思えません。それは棋力の問題ではなく、これが三十路リーグ戦だから、そう思うのですよ。

また、残ってる対局のカードを見ても、そうすんなりと抜け出せるとは思えませんしねぇ。

なので１敗なら、まだまだ全然優勝争いに絡んでいけると見てますし、２敗でもプレーオフがあり得るかな、と目しておるのです。３敗で優勝の目がなくなる。そんな感じになりそうな気がしています。

そしてもう一つの注目点。将棋通クラスの熱き闘い。

順位でいうと８位は、いわばB級優勝ともいえるポジションで、前期はここをサトさんが勝ち取ったワケでしたが、今期は誰が上がってくるのかとても楽しみだったりしますし、順位とは関係なく、もおりいさん、じろさん、サトさんの三つ巴の闘いは、やはり注目すべきところかと思いますね。

個人的には見逃したくない対局です。

魏論個人としましては、早々に１敗を喫したというのもあったんですが、しかしこれでやや保守的になってた指し手が少し伸びてくるかな、と感じております。

やっぱねぇ、負けてないってのは結構プレッシャー掛かってくるんですよ。その辺からちょっと解放されたような心境でもありますので、今期のこれからは幾らか気を楽にしつつ将棋を楽しみたいかなと思ってたりします。

願わくばリーグ戦の優勝争いが面白くなるように、自分も活躍出来ればとは思ってますけどね。

　2006年9月25日　　魏論拝

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